雑記ブログ

虫が嫌いすぎる男の壮絶な戦いvol.④〜お前らは先に逃げていろ。ここは俺がやる。〜

りょーた

あれは、私がまだ高校生の時、お盆で墓参りに行った時の話です。

出だしはホラーっぽいけど、ただの虫との対決です(笑)

ゆい

車から見えたのはスズメバチの大群でした

お墓は、街から離れ山奥にあります。

車で1時間程度かかります。

そんな山奥のお墓参り。正直虫が多いので毎年行きたくないと思っていました。

しかし、毎年恒例となっているため行かないわけにもいきませんでした。

毎年父親の車に祖父と祖母を乗せて行っているのですが、

その日は、お墓の駐車場に着いた時点で異変に気が付きました。

車の窓から墓に群がるスズメバチの大群が見えたのです。

恐らく、優に100匹は超えていたと思います。

りょーた

普通引き返すやろ。

私の家は自分以外、虫に全くビビらないのです。

そして、私は家族とともに、パパラッシュ家の墓へと向かうのであった。

俺とまともに戦いたければ1万匹連れて来るんだな!

圧倒的数のスズメバチ。

その羽音に終始ビビりっぱなしの自分。

墓に近づくことができない。足がすくんで動かない。

諦めて、オレだけ車で待ってるよ。と言いかけたその時だった。

「この拠点、俺が制圧した~」

りょーた

声のする方を見てみると、我が祖父がそう叫んでいたのだ。

我が祖父(杖歩行で歩くのめっちゃ遅い)が、杖を使ってパパラッシュ家の墓にいたスズメバチを既に2匹仕留めていた。

ゆか

その後に、祖父はこう言ったのです。

「こいつぁ、キイロスズメバチだな。なんだ、雑魚じゃねえか。

雑魚が何匹、いや何百匹集まろうが俺には勝てねぇ。

俺の先祖の墓にゃあ、もう指一本触れさせやしねぇ。

俺とまともに戦いたければ1万匹連れて来るんだな!」

かなっぺ

じいちゃん格好良すぎ。ワロタ。

何やってんだ!お前ェェ!!

ナイスだ!我が祖父!

しかし、ハチって攻撃したら怒って反撃してくると聞いたことがあるのだが大丈夫か?

祖父!やっぱやめろ!おとなしくしていろ!

しかし、調子に乗り始めた我が祖父。

パパラッシュ家の墓の所にいるハチを仕留めただけでは満足できず、

他人の墓の所に侵入し、次々とハチを薙ぎ倒していくのである。

祖父「恐れるに足らん!!俺は祖父だぁぁあ!」

りょーた

何やってんだ!お前ェェ!!

 終幕~全員!必ず生きて!帰還しろ!~    

無事にお墓参りが終わり、車に戻ろうとした時、

それを邪魔するかのようにハチの大群が立ち塞がった。

ハチ「ここを通りたければ俺たちを殺してから行けェェ!!」

りょーた

やばい。車に辿り着けない。このままだと全員やられる。。。

祖父「お前らと俺はここで別れる。先に車に戻っていろ!!俺が相手だぁぁ!!」

ハチ「構えろ!!暴れだすぞ!!世界最弱の男がァ!!」

こうして、祖父のおかげで我々は無事に帰路につくことができました。

りょーた

あの時は本当にやばかった。

大分話盛ってるけど、優に100匹超えてたのは本当です。

ハチがいたのは、その年だけでした。

なぜあんなにハチが大量発生していたのか。

ゆか

因みに、誰も刺されず無事に全員帰宅できています。

めでたしめでたし。

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